ミヤマカラスの大群

ユーラシア大陸から越冬の為飛来したミヤマガラスの大群に遭遇しました。一見普通のカラスに見えますが、くちばしが細く白っぽいため、見分けがつきます。この群れにコクマルカラスも混じっているはずでしたが、コクマルカラスは確認出来ませんでした。警戒心が強く人が一歩近づくと三歩下がると言った具合に容易に写真を撮らせてはくれません。この付近で越冬している群れなのか、移動中なのかは分かりませんが、日本全土に飛来するので行動範囲も広く、どうもこの群れは移動中のような気がしました。昨年の暮れからいたミヤマガラスの群れはコクマルカラスが10羽程混じっていたので、その群れとは違う集団である可能性が高いです。1時間程でこの群れはどこかに姿を消してしまいました。
どこから来たのでしょうか、後ろを振り向くと田んぼの中の電線にミヤマガラスが100羽くらいの集団で4カ所に分かれて留っていました。

くちばしが小さく白っぽいので遠目からでもミヤマガラスとすぐに分かります。

これ程の集団になると警戒心も薄れるのかある程度の距離まで近づいても逃げようとしません。ハシブトガラスは直射日光があたると体の色は黒紫になりますが、ミヤマガラスは黒一色です。

少し距離を縮めるとミヤマガラスは後方に移動していきます。人間社会と共生しているカラスとは大きな違いがあり、繁殖地の大陸でも人気のない原生林などで生息しているものと考えられます。

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