越冬中のオオワシ

1月の厳寒期に入ると胆振地方の河川にもオオワシが越冬の為に飛来します。今年は鮭の遡上が少なくオオワシ達もエサの確保に苦労しているようです。オジロワシの幼鳥もオオワシの近くで羽を休めていました。時よりカラスが威嚇しに来るので、ゆっくり休んでも居られないようです。カラスのからだはオジロワシに比べるとかなり小さいですが、カラスは強力なくちばしを持っています。これに突つかれてはオジロワシも、逃げるしかないでしょうね。豊浦の川にはオスのヤマセミがキャラ、キャラと甲高い鳴き声をだして川沿いの木に留りながら移動しています。このオスのヤマセミは人間を寄せ付けないタイプなので、気付かれないように車の窓を開けて撮影します。これから鮭の稚魚が生け簀に移されるので、その稚魚をヤマセミが狙います。

空の王者オオワシです。留っている時はそれほど大きく見えませんが、翼を広げると2mを超しますから迫力がありますね。カラスに威嚇されても悠然としています。

オジロワシの幼鳥です。オジロワシもやはり翼を広げるとからだの大きさは数倍大きく見えます。カラスを威嚇する時は翼を広げます。でも賢いカラスは幼鳥と分かっているのでしつこくつきまといます。

警戒心の強いオスのヤマセミです。まだ若いオスのようですね。2倍のエクステンダーを装着して撮影しました。車からの撮影でも僅かな動きで飛び去ってしまいます。白黒の鹿の子模様が奇麗なヤマセミは魅力的な野鳥です。