森を守るヤマゲラ

独特の鳴き声を出しながらヤマゲラが森に入って来ました。繁殖期以外はあまり鳴かないヤマゲラですが、普段は音を立てずにひっそりと木に留っているので、目視で見つける事が多いです。たまに気を突つく音を出す事もありますが、ゲラ類の中では静かに木の皮の裏側にいる虫などを捕まえています。ヤマゲラはヨーロッパからアジア極東地区に亜種として広く分布していて、北海道では留鳥としてとして生息しています。またサハリンや色丹島でも確認されています。
甲高い鳴き声を出しながら森に入って来たヤマガラのメスです。

イチイの樹にしがみついて離れません、冬でも葉の落ちないイチイの樹は小さな虫の絶好の隠れ家になるので、ヤマゲラはその事を知っているようです。

ヤマゲラが虫を捕まえている時はとても静かです。あらかじめヤマゲラがいる場所がわからないと発見するのは難しいですね。

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