鮭の一生

北海道では9月になると鮭が成長して大海から生まれた川に戻ってきます。稚魚を放流していない川でも,鮭は淡水の水の匂いをたよりにほとんどの川に遡上してきます。伊達市を流れる長流川では毎年大量の鮭が遡上して川底に卵を産みつけ12月の終わり頃にはほとんどの鮭は卵を産んだその場所で死に絶えます。川底に沈んでいる産みつけられた卵のほとんどはオオセグロカモメとユリカモメに食べられてしまいます。来年の春に稚魚を川に放流しても海に着く前にオオグロカモメに食べられてしまい、無事に海にたどり着くのは僅かな稚魚になってしまいます。鮭の受難は続く訳ですが、運良く海に出て数年後立派な鮭になって戻ってきますから,自然界はうまく出来ていますね。食べられてしまう稚魚がかわいそうと言っても私達人間もお正月料理のイクラを食べていますから、これは自然界に感謝して頂かなくてはいけませんね。
卵を産み終えた鮭が浅瀬を泳いでいます。川面に浮かんでいたユリカモメにぶつかりそうになり,ユリカモメは慌てて飛び上がりました。力つきた鮭はこれから越冬にくる,オオワシやオジロワシの貴重なエサになります。

ユリカモメが一度飛び上がり勢いを付けて川の中に飛び込みました。。ユリカモメは潜水は苦手のようです。

浮き上がってきたユリカモメのくちばしには鮭の卵(イクラ)が入っていました。生きる事は食べる事,人間も同じです。

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