渡りの終わった絵鞆半島は営巣しているハヤブサを除いて猛禽はほとんどいなくなりました。室蘭近郊では白老町の河川などにオオワシやオジロワシが12月の末頃に越冬の為やってきます。その年によって数の違いはありますが、寒さの厳しい年は道東などの河川が凍り付くと餌を食べる事が出来なくなるので道南方面に南下してきます。私の住む胆振地区のオオワシ、オジロワシが多い年は寒さの厳しい年になります。今年は暖冬傾向なので、その数は今のところ少ないですね。1月に入ると
シベリヤなどの大陸から渡ってくるツグミなどを追って
ハイタカが再び姿を見せ始めます。12月も早いもので後2週間で新年を迎えます。そして3ヶ月後にはハヤブサの交尾が始まります。ついこの前にハヤブサの交尾を撮影したと思ったら一年が過ぎるのは早いものです。今年の秋の渡りのシーズン中にハイタカはよく飛んでくれました。とまると小さく見えるハイタカも飛んでいる時は大きく見えます。手の届かない所にいるのでよけいに大きく見えるのかもしれません。
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真横から見たハイタカの飛翔です。まるで最新鋭のジェット戦闘機のように見えますね。 |
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ハイタカは風の強い日によく飛びます。ハヤブサ同様強い風を利用して獲物を捕まえます。 |
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飛んでいる姿は大きく見えますが、小鳥を追って林に突入すると翼をたたんで弾丸のように林をすり抜けて行きます。 |
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