絵鞆半島の渡り鳥,ハイタカとツミ

今週の木曜日から気温が下がるようで,渡り鳥の移動も本格的になって来ますが、今シーズンの絵鞆半島はハイタカ、ツミの数が昨年よりも少ないようです。日の出から8時ころまでにはハイタカもツミの小鳥を捕まえて飲み込んでいます。満腹になると狩りをやめて空高く飛ぶ姿が確認出来ます。小鳥達がなぜ日の出と共に噴火湾を渡り8時ころには渡りをやめてしまうのかは、はっきりした理由はわかりません。小鳥達が海を渡る為の一番の障害は猛禽の襲撃ですから,その辺の兼ね合いがあると思います。多い時では数万羽の小鳥が海を渡りその内の何羽かが犠牲になります。猛禽も一度に2羽の小鳥を飲込む訳にはいきませんからね。猛禽と小鳥達の攻防は後1ヶ月続きます。
ハイタカです。お腹が膨らんでいるので,毎日小鳥を捕まえて食べている証拠ですね。

同じ個体のハイタカです。ずんぐりしているのでメスの成鳥のようです。

このハイタカは別の個体です。喉の部分が膨らんでいるので小鳥を飲込んだ直後と思われます。この日の絵鞆半島には,ハイタカが2羽、ツミも2羽いました。

こちらはツミの成鳥です。このツミも喉を膨らませています。お腹の部分も膨らんで見えるので、絶え間なく小鳥を捕まえているようです。

0 件のコメント:

© sasaki zen. Powered by Blogger.