絵鞆半島の渡り鳥、ノスリが渡っています。

10月2日朝から晴天に恵まれ,風の出て来たので猛禽の飛ぶいい条件となりました。案の定8時過ぎにチゴハヤブサがぼんず山の上を旋回して、オオタカ成鳥、オオタカ幼鳥、ツミ、ハイタカと次々と飛んでくれました。その中でも一番多い猛禽はノスリです。数が多いのでいつでも写真に撮れると思い込み、真面目にノスリを撮っていませんでしたが、猛禽らしい精悍な顔つきなど写真を見て知る事が出来ました。ノスリはぼんず山の周辺で鷹柱を作りこの日も200羽以上のノスリが噴火湾を渡っていきました。
ノスリは体長50〜60センチ、翼開長最大140センチの中型の猛禽です。小型哺乳類、魚、爬虫類など雑食です。

たくさんいる割には人間に対して非常に警戒心が強く、人間に慣れない為に昔、鷹狩りに使えなかった為に(くそとび)と言う不名誉な名前をつけられていました。

北海道で繁殖したノスリは亜種ノスリで留鳥になる事が多く,このノスリは大陸から渡って来たものと推測されます。

集団で鷹柱を作る割には、単独行動が多く、渡りも一人旅になりますね。

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