絵鞆半島の渡り鳥、チゴハヤブサが赤とんぼを捕まえました。

9月30日の絵鞆半島は気温も低くなり日の出と共に小鳥達の渡りが始まりました。ヒガラ、ヤマガラ,シジュウガラ、メジロなどが、朝の時間だけで数千羽、噴火湾を渡りました。相変わらず猛禽は少ないんですが,ツミとハイタカが7時ころから飛び始めて本格的な渡りのシーズンに入ったようです。他にノスリとハチクマが飛びました。昨日のチゴハヤブサのトンボ獲りの続です。
追い風に乗って一旦林の反対側に回り込んだチゴハヤブサは,向かい風を利用して赤とんぼを捕まえました。

山の斜面に当たる風が強く,その風に乗って空中で停止しています。チゴハヤブサと私の間の距離は12mです。

チゴハヤブサは赤とんぼの羽を最初にむしってから,食べているようでした。

私の目の前で10秒間くらい停止していたのでしっかり写真に収める事が出来ました。札幌近郊で子育て中はこんな光景は珍しくないでしょうが,渡りの途中で間近でこの写真が撮れた事は偶然がいくつも重ならなければ撮れない写真ですね。渡りの途中のチゴハヤブサはトンボを捕まえながら移動していくので,同じ場所には二度と戻っては来ません。本当にラッキーでした。


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