絵鞆半島の渡り鳥、オオタカの幼鳥,最後の渡り

10月も残すところあと一日になり、絵鞆半島の渡り鳥もあと10日となりました。小鳥の渡りもピークを迎えています。メジロやヒガラに混じってベニマシコも渡って行きます。シーズンを通してヒガラとメジロが一番長い期間渡りを続けます。渡りの先頭を切ったニユーナイスズメは9月の中旬までで,この時期は本州に渡り終えています。昨日渡りガラスのミヤマガラスが30羽くらいの集団で噴火湾を渡って行きました。ぼんず山の山頂では雪がちらつくようになり,防寒対策をして行かないと寒くて耐えられなくなって来ました。
3歳くらいの赤い目をしたオオタカのメスです。このオオタカは絵鞆半島に暫く居座っています。

お腹の部分も褐色になっています。ハイタカのメスと非常に似ているので、見分ける事が難しいのですが顔の大きさに比べてくちばしが大きいのがオオタカです。

オオタカの幼鳥も飛んで来ました。強風にあおられながら西の方に向かって飛んで行きました。

オオタカの幼鳥は1日平均2羽くらいが渡って行きますので,シーズン中は全体で100羽以上の幼鳥が渡って行く事になります。29日に撮影した写真ですがこれが最後のオオタカの幼鳥の渡りになりそうです。

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