絵鞆半島の渡り鳥、ハヤブサの幼鳥

絵鞆半島の渡り鳥のシーズンも終盤に入りヒヨドリの数も増えて来ました。ハイタカも4羽、オオタカの幼鳥3羽、オオタカの成鳥3羽午前10時頃までに確認出来ました。明け方からいたハヤブサの幼鳥は他のハヤブサのテリトリーで狩りをしていましたが、午前9時頃ハヤブサの威嚇を受け退散して行きました。ハヤブサはオオタカとかハイタカには威嚇しませんが，同類のハヤブサが入り込むと容赦なく威嚇します。自分のテリトリーを奪われるのを嫌っての事でしょう。かなり激しい攻撃でした。

ハヤブサの若鳥はこの場所で3時間位狩りをしていましたが、この場所をテリトリーに持つハヤブサは，我慢の限界に来たのでしょう。鋭い足のツメでキックしています。攻撃を受ける方は必ずお腹を相手に向けます。翼を折られると命取りになるからです。

若鳥からは羽が飛んでいませんから，キックは空振りになったようです。

威嚇しているのはオスのハヤブサですね。若鳥がその場を離れないので合計3回の威嚇がありました。

3回目の威嚇でもこのハヤブサの幼鳥は、一目散に逃げませんでした。この幼鳥は将来立派なハヤブサの成鳥になりますね。