ハヤブサの思い出

9月に入るとハヤブサの若鳥は,親のテリトリーから離れて暮らすようになります。親鳥は若鳥をカワセミのように追い立てる事はしませんが,若鳥の前から一時期姿を消します。そうしているうちに若鳥は親に頼れなくなり自立していきます。そうしないと餌の乏しくなる冬が近づき、まだ若鳥が親を頼っていると両者とも共倒れになるからです。厳しい自然の掟に打ち勝ったものだけが生き残り、強い遺伝子だけが次の世代に受け継がれます。
ハヤブサのオスの親鳥が若鳥に空中でエサを渡そうとしています。

どうも、タイミングが合わないようでうまくいきません。

懸命に親のあとを追う若鳥です。強い向かい風にあおられています。今年の7月に撮影した写真です。

0 件のコメント:

© sasaki zen. Powered by Blogger.