絵鞆半島の渡り鳥、ハイタカとツミ

室蘭地方も9月の末になると天候も安定して来ました。例年ですと日の出の前の黎明の時間帯からツミとハイタカが上空を飛び始めますが、今年は8時ころにならないと小鷹類は飛びません。自然界の出来事ですから、理由はよくわかりません。そう言えば風のほとんどない日は小鷹の飛翔は少ないですね。風を利用して狩りをする小鷹にとって風の強い日の方が狩りがしやすいのかもしれません。まだまだわからない事がたくさんあります。
ハイタカがぼんず山の上空を飛びました。高度が低い時は山の頂上の柏の林の中の小鳥を狙います。この日もハイタカが林の中に突入して小鳥をゲットしました。
ハイタカは人間に対して警戒心は薄い個体が多いですね。人間社会とはかけ離れた森の中で繁殖しますから警戒心は強いはずですが、地上にいる人間は何もしないので安全と学習しているのかもしれません。
ツミとハイタカはいつもセットで現れます。見分ける方法は、この写真はツミですが、せわしなく羽ばたくのがツミで、それよりもゆっくり羽ばたくのがハイタカです、遠目から見てもツミの方が少し小さく見えます。
この写真もツミです。もう一つ、ツミとハイタカを見分ける方法は、初列風切の数が5枚はツミで,6枚がハイタカです。両者とも良く似ているので以上の事を参考に見分けてください。

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