絵鞆半島の渡り鳥、オオタカの幼鳥が飛来しました。

好天に恵まれた25日の日曜日午前10時半ころ、オオタカの幼鳥がノスリの群れから抜け出すようにこちらに向かって飛んで来ました。オオタカの幼鳥は1シーズン約2ヶ月の間に200羽ほど絵鞆半島を通過します。その中には1週間くらいこの半島に留まる個体もいて、私たちの目を楽しませてくれます。オオタカの幼鳥は好奇心が強く普段考えられないような行動をとる個体がいます。今年はまだそのような個体は現れていませんが、今から楽しみです。26日の月曜日は日の出と同時にヒガラ、シジュウガラ、ミジロ、コサメビタキなど多くの小鳥達がぼんず山から飛び立つタイミングを見計らっていましたが,近くにハイタカがいたのでしょう、200mくらい海上に出ては陸地に大急ぎで帰って来る事を繰り返していました。
25日の日曜日午前10時半ころオオタカの幼鳥がぼんず山の上空を旋回しました。

メスのツミの成鳥のようです。大きく見えるので,ハイタカと間違えてしまいます。

ノスリもこの日は200羽以上が、噴火湾を渡っていきました。一つの集団で30羽くらいになり鷹柱を作り高度を上げて一気に渡っていきます。ノスリは人に対して非常に警戒心が強く,100羽に1羽くらいは写真のように私たちの目の前を飛んでくれる個体もいます。

今年生まれたヒガラの幼鳥です。こうして目立つ枝の上に止まっている時は近くに猛禽はいませんね。

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