絵鞆半島の渡り鳥、ツミが近くを飛翔しました。

ツミはハトよりも小さな猛禽で,全長オス27センチ、メス30センチで小型の鳥や昆虫、小型哺乳類などを食べるハイタカ属に分類される猛禽です。和名はスズメタカといい,体重も軽く100グラム前後です。空高く舞っているかと思えば,林の中を高速ですり抜けたりして、空中での運動能力はずば抜けています。日本では温かい地方で亜種として留鳥しますが,北海道では夏鳥としてやって来て,6月頃に繁殖して冬は本州方面で越冬します。
ツミがこちらに向かって飛んで来ました。上空を旋回する事の多いツミですが,今年の個体は山の頂上すれすれに飛行します。

ツミは中型のハイタカよりも飛ぶ速度が早く、ファインダーで捉えるのがやっとです。

このツミは幼鳥で、体全体が茶褐色です。

飛行中足をそろえて尾羽まで達するのもツミの特長です。


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