絵鞆半島の渡り鳥、チゴハヤブサが飛びました。

9月13日は朝から雨が降り、撮影には最悪のコンディションになってしまいましたが,雨があがるのを待って7時頃に私の目の前を黒い物体が高速で落下していきました。小型の猛禽とわかりましたが,次の瞬間山の上を旋回し始めました。風も強く、その風に乗って速度を上げているのでファインダーに入れるのがやっとでした。最初ハヤブサかなと思いましたが主翼が尾羽よりも長いのでチゴハヤブサとわかりました。雨の中2時間待ってこのチゴハヤブサ一回きりの飛翔でしたが、シーズン始めに憧れのチゴハヤブサを撮影出来てラッキーでした。この撮影場所のぼんず山の先輩カメラマンも風の強い日にチゴハヤブサが飛ぶと言っていました。その通りですね。
山の頂上から断崖を急降下してその後、海の方から私の方めがけてチゴハヤブサが飛んで来ました。前方投影面積がほとんどゼロに近く、まるで最新のジェット戦闘機ののようです。

翼を広げると先端の部分がハヤブサより長いですね。その割に胴体は短いです。チゴハヤブサの特長です。

こちらを振り返っています。この時にハヤブサと見間違いてしまいました。

どんどんこちらに接近して来ます。1DXの動態予測のモードを敏捷に設定していたので,ほとんどのカットでピントが合っていました。1DXは旧型にはなりましたが,元々基本性能は優れていますね。

このカットは主翼の先端が明らかに尾羽よりも長い事がわかります。チゴハヤブサの特長です。この個体はお腹の毛が少し茶色いので成鳥になりかけた若鳥のようです。

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