オオタカの住んでいた場所

隣町の川の河口に北電の火力所があります。この河口は渡り鳥の中継地になっていて渡りの季節になると数多くの野鳥が羽を休めます。冬にはオオワシやオジロワシが越冬する場所でもあります。エゾリスの住む町の中の森に8月1日からオオタカが居座り今日で4日目です。この森に詳しいM氏の話ではこんなに長くオオタカが居座ったのは初めてだと話していました。川の河口で私も何回かオオタカの幼鳥を目撃しているので,河口がどうなっているのか気になって見に行きました。案の定オオタカの生息していた場所が大規模伐採されて森が無くなっていました。住む場所を追われたオオタカはこの森の周辺をねぐらにして,居座ってしまったようです。この森の住人だった多くのカラスも1羽もいなくなりました。エゾリスもオオタカに狙われていますが、動きの速いエゾリスは今のところオオタカの被害にはあっていません。頑張れエゾリス、オオタカに負けるな、私たちが応援しているからね。朝8時前後がエゾリスがオオタカに狙われる時間帯です。時間のある方はエゾリスを見守ってあげてください。人が側に居るとオオタカはエゾリスを襲いません。ご協力をお願いします。
オオタカが森に居座ってもエゾリスの行動は活発です。

オオタカが住んでいたと思われる林が大規模に伐採されました。この火力発電所の反対側の林も昨年伐採されて太陽光パネルが設置され,コミミズクが生息していましたが,今年からコミミズクはいなくなってしまいました。この場所も太陽光パネルを設置する計画のようです。

町の中の森ではシジュウガラの親子や若鳥の兄弟がエサの奪い合いをしていました。自然環境を壊すも残すも人間次第です。そろそろ私たち人類はこの地球の唯一の住人ではない事に気づかなければ行けない時期に来ています。各地で起こる竜巻や局地的な豪雨、日本だけではありません、世界中で起こっている事です。この小さな小鳥が安心して住める環境を守る事が,私たち人類の未来を守ることに繋がっています。

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