エゾリスのジャンプ

木の上で暮らすエゾリスはジャンプも得意です。20mくらいの高さの枝から枝へ勢いよくジャンプしました。エゾリスの後ろ足の筋力はよほど強いんですね、1.5mの距離を軽々と飛び越えました。こうして木の上を移動していると天敵にも襲われにくくなりエゾリスの安全が保てる訳です。ですからエゾリスの住む森には大木が必要となります。自然豊かな北海道は手つかずの原生林が広がっているイメージが強いのですが、明治の開拓をきっかけにほとんどの大木は切り出され,巨木の森が残っているのは極僅かしかありません。胆振管内では支笏湖の美笛にある巨木の森が規模的には全道一と思われます。エゾリスの住むこの森にも栗の木の大木があります。不思議な事にこれだけの大木が天然記念物に指定されていないんです。話は横道にそれましたが、まるで飛んでいるように見えるエゾリスのジヤンプには驚きました。
エゾリスがジャンプする瞬間はその前の動作で予測がしずらく、なかなか写真を撮る事が出来ませんでした。でも明らかにエゾリスの視線は隣の木にいっていますね。
次の瞬間飛び出しました。たまたまカメラを構えていたので写真が撮れました。

強い脚力とからだが軽いことで、助走も付けずにこれだけ飛べるんでしょうね。

まるでモモンガ状態です。そういえばモモンガもムササビもリス科に属しています。エゾリスも進化の過程で飛膜がつくかもしれませんね。

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