エゾリス、危機一髪

今日はいつもより1時間早くエゾリスの撮影に出掛けました。7時50分ころ着いて早速小リスが現れていつも通りの撮影をしていたら、突然黒い陰が私の目の前に迫って来ます。とっさに猛禽がエゾリスを襲ったと分かりましたが，距離が近すぎてご覧のような写真になってしまいました。オオタカがエゾリスを襲ったのです。小リスはオオタカの鋭い爪をかわして，間一髪で逃れる事が出来ました。桑の木のウロの中に逃げ込んだ小リスは今まで聞いた事のない恐怖におびえた鳴き声を出していました。その後オオタカはエゾリスを狙って2回チャンスをうかがっていましたが、どれも失敗に終わりました。この森のエゾリスは元々天敵がいないので天敵に対する警戒がおろそかです。その弱点をこのオオタカは読んだようです。明日もこのオオタカはエゾリスを狙うと思いまが，エゾリスの無事を祈ります。

いつも通りの朝のお散歩をする小リスです。

小リスが桑の実を食べる為に後ろ向きになった瞬間、至近距離からオオタカが襲いかかって来ました。私もまさかオオタカが近くにいるとは100パーセント思ってませんでした。600ミリでは距離が近すぎてご覧のような証拠写真になってしまいましたが、オオタカとの距離は6mで、後ろに下がろうとしたら，オオタカは飛び去っていきました。

オオタカは20mくらい離れてしばらくこちらの様子を見ていましたが、どこかに飛び去っていきました。このオオタカは3歳くらいでまだ完全に成鳥にはなっていません。