可愛い小リス

室蘭地方は梅雨のような雨が続いて、夏はこれでおしまいかなと思うほど今年は天候不順です。そう言えば3月の高温の日があり、今年は春から気象がいつもの年と違っていました。このエゾリスの住む記念公園は隣町にあり、隣と言っても30キロほど離れていますが、室蘭は雨でもこの町は晴れていて気温も高く農業の盛んな町です。北海道開拓当時、札幌農学校の設立に携わったクラーク博士はこの地でビートの栽培を指導しました。エゾリスが暮らせるような森が町の真ん中にあるのもそんな歴史が関係しているんですね。ここに住む人々は開拓当時から自然と共存して来たんです。
尻尾に白い毛が混じっているので,今年生まれた小リスですね。この森のエゾリスを毎日観察しているS姉妹が教えてくれました。この兄弟は大学の教授がエゾリスの事を聞きに来るほど、この森のエゾリスに精通しています。

小リスは特に動きが早く、動いている時はピントが合いません。止まった一瞬を狙います。

エゾリスはヒノキを登るのが大好きです。上下に張り付いた木の皮がエゾリスには掴みさすいようです。ヒノキの皮はエゾリスの巣の材料になります。

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