森の鳥達も春を待っています。

北国の森で暮らす野鳥は食糧の少ない冬を知恵を絞って乗り越えています。ゲラ類は木の皮の裏に隠れている虫などを探して冬を越しますが,本州に渡らずに道南で越冬するヒヨドリは僅かな木の実が命綱になります。2月頃それも尽きると枯れ草についている小さな種など、食べれるものは何でも食べて飢えをしのぎ春を待ちます。ヒヨドリは桜の花の花粉や蜜が好物の様です。春は生き物が躍動する季節ですね。
ソメイヨシノのサクラの蕾にアカゲラがぶら下がっています。木に張り付いたアカゲラはよく見かけますが,こんな格好のアカゲラはあまり見かけませんね。種を明かすとサクラの蕾の先端に着いている繭を食べる為にこんな不自然な格好をしているんです。

こちらもソメイヨシノが2分咲きになってヒヨドリがやって来ました。くちばしに鼻の花粉を付けています。

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