さえずり名人クロツグミその2

朝の早い時間帯にオスのクロツグミが湿原にエサを求めて飛んで来ました。この森では一番のクロツグミを確認しています。警戒心が強く容易に人前には出て来てくれないので写真を撮れたのはラッキーでした。オスのクロツグミは暫く湿原でエサを探していましたが,隣の湿原に飛び移った時に私から至近距離の枝に偶然留ってくれました。私の野鳥の撮影スタイルは三脚を使わずに600ミリの望遠レンズに1.4倍のエクステンダーを装着して、全て手持ち撮影をしています。野鳥の撮影は時間との戦いです。0.1秒の遅れがチャンスを逃す事となります。野鳥はこちらの都合では動いていませんからね、当たり前の事ですが。この撮影を可能にしたのが,キャノンの新型レンズです。強力な手ぶれ防止のスタビライザーと超軽量化により,2倍のエクステンダー装着で1200ミリにしても手持ち撮影が可能になりました。また秒間12コマのキャノン1DXの存在も大きいです。いずれも一昔前では想像もできなかった事で、一瞬が勝負の野鳥撮影にはこの機材が欠かせませんね。オスのクロツグミはこの後湿原の奥深くに飛び去って行きました。
オスのクロツグミが突然目の前の湿原に飛んで来ました。迷彩を着ている私には気がつかなかったのでしょうか。間近で見ると可愛らしい目をしていますね。

道路を隔てた反対側の湿原の枝に留りました。クロツグミとの距離は6メートル至近距離です。地上でエサになる昆虫を探す事が多いので、クロツグミは足が長いですね。

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