山桜とオオルリ

北海道ではソメイヨシノよりも山桜が10日ほど早く開花します。花の開花と同時に葉も出て可憐は花びらと出たばかりの初々しい葉のコントラストが私は好きです。花びらもすぐに散ってしまう山桜も多くお花見にはあまり適していませんが,北海道の春の野山を可憐に彩っています。偶然、オオルリが山桜の枝に留りました。咲いたばかりの山桜のピンク色とオオルリの青い色が対照的です。オオルリは桜や梅の花の枝には偶然でなければ留る事はありません。オオルリは地上の小さな昆虫などを捕まえて食べているので、比較的低い枝に留る習性があります。自然界で起こる事に2度目はありませんから,その瞬間を捉えるのが,写真の醍醐味です。二度とない一瞬にかける撮影は,死ぬまでやめられませんね。
北海道だけでしか撮影出来ないエゾ山桜とオオルリの写真です。桜のピンク色とオオルリのブルーのコントラストがいいですね。

こちらはオオルリにオスが2羽ソメイヨシノの枝に同時に留っています。オオルリやキビタキは一羽の縄ばりを持ち、激しい争いが起こりますが、この時はこんな感じで争いは起こりませんでした。親子かもしれませんね。

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