キクイタダキの思い出

昨年から野鳥を本格的に撮り始めて、撮影が難しいと思った鳥がこのキクイタダキでした。日本一小さな鳥でおまけに動きが早くイチイの葉の陰に隠れてなかなか表に出て来てくれません。写真で見る限りわからないと思いますが,ほとんどの時間、葉の陰に隠れています。キクイタダキを撮影していると知らず知らずのうちに,カメラマン根性丸出しにして撮影に没頭していました。それでも1日にこれだと思う写真は1枚か2枚しか撮れなかったのもいい思い出になりました。ヨーロッパ諸国では,キクイタダキは鳥の王様と言われています。凛とした姿と頭に黄色い王冠を頂いているので、その名の由来だそうですが、こんなにせわしなく動く鳥も私は見た事がありません。でも写真で見ると凛とした姿に写っているではありませんか。私も改めてキクイタダキを鳥の王と呼ばせていただきます。今頃は森の奥深くで子育てをしている事でしょう。今年の冬元気な姿をまた見せてください。
写真で見るとキクイタダキは凛とした姿に見えます。でも実際は常にチョロチョロしています。

発情期に入ったオスのキクイタダキです頭の黄色い王冠がオレンジ色になりました。

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