ハヤブサの狩り

絵鞆半島に生息するハヤブサは主に渡り鳥を捕まえて暮らしていますが,冬になると渡りもいなくなり,町中に出てドバトを捕まえる事もあります。初夏に渡ってくるアオバトも,その多くがハヤブサの餌食になります。アオバトはハヤブサに的を絞らせないように集団で飛行しますが,経験の浅い若鳥など単独で海に出る事があります。そこにハヤブサがいれば、ほぼ百発百中でハヤブサに捕獲されます。6月から7月にかけてアオバトの群れがまだまとまっていない時期に,アオバトの犠牲が多くなります。アオバトは全国各地から少数の群れで北海道にやって来て、過ごしやすい適地を見つけて100羽から150羽の集団になります。各自バラバラで来るのでまとまるまでに時間がかかります。写真は不幸にも単独で海に飛んでしまったアオバトがハヤブサに捕獲された瞬間です。
単独で飛行してしまったアオバトをハヤブサが鋭い爪で捕まえた瞬間です。


ハヤブサはアオバトを捕まえるとすぐにアオバトの首をくちばしで切断してしまいますが、つかみ所が悪くてアオバトの首にくちばしが届きません。次の瞬間思いがけないことが起こりました。

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