カワセミの親離れ

8月も終わりに近づくと、徐々にカワセミの若鳥は,親鳥から離れていきます。ほとんどの場合、親鳥が若鳥の前から姿を消して身を隠してしまいます。ある程度若鳥は狩りが出来るようになっているのでそれを切っ掛けに自分で小魚を捕まえ始めます。最初は飛び込んでいるだけですが、そうしているうちにコツをつかんで小魚を捕まえる事が出来るようになります。大体1週間くらいでマスターしますから、カワセミが持ってうまれた本能がそうさせているようです。
カワセミのオスの親鳥が若鳥に給餌しています。


その後親鳥がお気に入りの枝で休んでいると、また若鳥がエサの催促に来ました。休んでいる親鳥の怒りを買ってしまい激しく怒られています。若鳥は諦めて飛び去りました。親鳥の後ろ姿を見ていると水に飛び込み過ぎて、体全体の水の弾きがわるくなっているようで、自分はほとんどエサを食べずにやせ細っています。それに比べて若鳥の方がつやつやしています。


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