カワセミの兄弟喧嘩その2

見ている私も最初何が起きているのか理解に苦しみましたが、時間の経過とともに若鳥が何をしているのかわかりました。2羽のカワセミの若鳥は小魚を狙うため飛び込む準備をしていました。すると1羽の若鳥が先に飛び込んで、それを数回繰り返し，しまいには水面を羽で叩きながら駆け回っています。この行動が5分も続くと明らかに相手に狩りをさせない嫌がらせをしている事に気づきました。よく言えば感情が豊なのでしょうが、生き延びるための手段を選んでいる余裕なんてないんですね。猛禽の中に先に生まれたヒナが同じ兄弟を巣から追い落としてエサを独占する話も聞いた事があります。自然界ではまだまだわからない事が多いようです。

2羽の若鳥が仲良く並んでいました。先に手前の1羽が飛び込み，それを何度か繰り返しているうちに，意外な行動に出ました。

もう1羽の若鳥の見ている前で、先に飛び込んだ若鳥が小魚も驚くような水しぶきを上げて水面を5分近く走り回っています。これは明らかに相手に対する嫌がらせでしょう。兄弟同士なんだから仲良くしてほしいものです。この事が私の思い過ごしであればいいんですねどね。