一羽のキレンジャク

キレンジャクと言えば,100羽ほどの大群でシベリアから渡ってくる北海道の冬鳥ですが,その食欲は凄まじく街路樹のナナカマドの実をあっという間に食べ尽くして行きます。室蘭市では市の樹木としてナナカマドを市内の街路樹に指定しているため、多くの冬鳥の格好の餌場になります。1月の終わり頃近所のナナカマドの木に一羽のキレンジャクが留っていました。ハイタカに追われて群れからはぐれたのでしょうか。次の集団が来るまでここで待っているようです。写真を見ているとキレンジャクの不安な気持ちが伝わってくるようです。
小雪が舞う中一羽のキレンジャクがナナカマドの実を食べる事無くじっと留っていました。無事に仲間と合流出来るといいんですが。


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