ハイタカが育っています。

7月に入って室蘭地方はエゾ梅雨と呼ばれる太平洋側特有の冷たい湿った海風が吹き付け、もう作物にも被害が出始めています。今年は特にこのヤマセと言われる北東気流が強く、7月としては今までに経験した事のない長雨が続いています。S氏から連絡をもらい道央にプチ遠征に行ってきました。秋の渡りの時期にはハイタカはたくさん見ますが、繁殖しているのは初めてです。この営巣地では4羽のヒナが孵ったようで、羽毛もまだ付いていましたから巣立ちして1週間位でしょうか。エサは親鳥が1時間から2時間間隔で巣で渡します。エサは一つなのでヒナ同士で激しい奪い合いをする事も有ります。この日の早朝一番下のヒナが地上でエゾリスと激突して左足を痛めたようです。無事に育ってくれればいいのですが、ちょっと心配ですね。この日は久しぶりの太陽と青空を見ました。

エゾリスと激突して左足を痛めてしまった一番下の若鳥です。

尾羽を広げながら準備運動をしています。

左足は付け根を負傷したようですね。

片足で翼を広げながらバランスをとっています。

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