冬の森の思いで

今年の冬は極端に寒い日と暖かい日が入れ替わり、いつもの冬とは違った気候になりました。秋の渡りのシーズンにキクイタダキを良く見かけましたが、冬になるとその数が減少して、キクイタダキの撮影も大変ですが、探すのも大変でした。2月の第一週当たりにクマゲラが現れて木の幹に大きな穴を開けて行きましたが、それを境に全く姿を見せなくなりました。クマゲラがいなくなった冬の森はとても静かです。これから春の渡りが始まります。昨年はこの森でコルリの繁殖が確認されました。森の木々はまだ堅い蕾のままですがもうすぐ新緑の季節となり、全ての生命が躍動するそんな春が待ち遠しいです。

今年数の少なかったキクイタダキです。

正面顔が可愛いですね。

黄色い冠羽がオレンジ色になって来ました。

気の根元から顔を出すミソサザイです。

ヒガラも元気に冬を越しています。

アカゲラはいつもマイペースですね。

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