冬のヤマゲラ

今までの寒さがウソのように今日は暖かくなりました。湖に近い森ではゲラ類が活発に活動していました。お目当てはクマゲラでしたが、今日は現れる事はありませんでした。森の入り口近くに巨大な縦穴を最近開けたようです。枯れかかった木ですが、それにしても凄まじいクマゲラのドラミングですね。それに比べるとひっそりと木を突ついているのがヤマゲラです。ほとんど音を出さないので音をたよりに探す事は出来ません。丹念に森の中を隅々まで見て探していると、今日は運良く見つける事が出来ました。オスも近くにいたようですが見つける事は出来ませんでした。気温は6度まで上がり春を思わせる陽気でした。

ヤマゲラのメスです。音を出さないのでなかなか見つける事が出来ませんでした。

首を伸ばすとヤマゲラは枝の上に登り始めます。

近くのカラマツの大木に飛び移りました。その後木の天辺まで登り森の奥に飛び去っていきました。

昨年の秋の渡りの次期にカケスを全く見ませんでしたが、この湖の湖畔のあちらこちらにカケスがいます。

ヒガラがカラマツの実を食べていました。季節が1ヶ月も進んだような気温になり森の鳥達も春が来たと勘違いしているかもしれません。