ケアシノスリの狩り

1週間ほど前から湿原に現れたケアシノスリは高さ10mくらいのところから、ホバリングしながらネズミめがけて垂直に落下します。ケアシノスリの狩りは今回初めて見ましたが、ミサゴの狩りに似ているなと思いました。絵鞆半島の秋の渡りの時にお目にかかる名寄のS氏の話ではハヤブサやケアシノスリがコミミズクを襲う事があるそうです。実はこの日湿原に2羽のコミミズクが草むらに隠れていました。ケアシノスリがいなくなってからコミミズクは動き始めましたが、いつもと動きが違い、個体差から来る違いかなと思っていましたが、ケアシノスリの存在が影響していたのかもしれません。次の日にはキタキツネも湿原を走り回っていましたから、コミミズクにとっては居心地が良くなかったようです。カメラマンの数が減る平日にまたこの湿原に行ってみます。

ケアシノスリがホバリング中、急に急降下しました。

獲物めがけて草むらに突っ込んでいきます。ミサゴの狩りのスタイルに似ていますね。

ケアシノスリは頭から突っ込んでしばらくバタバタしていました。

足には何もつかんでいません。

どうやら狩りは失敗に終わったようです。

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