エゾモモンガが木に張り付きました。

突然現れたエゾモモンガはねぐらを探しているようです。木の天辺から滑空すると小高い松林に着きました。地上を移動出来ないエゾモモンガは森が繋がっていないと移動する事は出来ません。エゾモモンガは3月の初めには1回目の交尾を終えているので、メスは子育てに適した巣穴を探しているようです。もの森でエゾモモンガが繁殖した例はないのでどうなるのかよくわかりませんが、この森はヤマゲラやアカゲラ、クマゲラが木に穴を開けるので、エゾモモンガにとっては格好の巣穴になり、ハンノキもあるので繁殖の条件は揃っています。天敵のキツネやエゾフクロウもほとんど入って来ません。次回は夕方日没の頃に観察に出掛けてみます。

エゾモモンガは2匹で松の木に張り付きました。この個体は最初に2匹居た下の方の個体です。

顔の半分くらいが目ですね。初めて間近で見たエゾモモンガはエゾリスよりも小さかったです。
からだの大きい方の尻尾が茶色いエゾモモンガが穴の中に入って行きました。
入った事を確かめるエゾモモンガです。からだの小さい方なのでオスと思われます。穴の中の直径は3センチくらいでした。



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