マガンが場所を変えながら越冬しています。

1月に入るとマガンは雪の少ない田んぼを探しては群れをなして越冬しています。大型の猛禽でさえ襲えないほどマガンのからだは大きく自然界での天敵はほとんど居ないと考えられますが、地上に居るキタキツネなどは天敵になるかもしれません。この時期のマガンは僅かに近づいただけでも人間から遠ざかっていきます。もしかするとマガンの最大の天敵は人間かもしれません。それにしてもマガンの飛んでいる姿は大きく見えます。翼を広げると1m50㎝位はあるのではないでしょうか。体重も2.7キロと重く過去に日本では亜種のマガンが狩猟されていました。現在は国の天然記念物に指定されています。人間に対しても人一倍警戒心が強いのも過去の狩猟が原因かもしれませんね。

この時マガンは3ヶ所に分散していました。一番近くにいたマガンが人間の接近に敏感に反応しています。

マガンの回りで何か変化があると首をもたげて辺りを警戒します。

マガンの群れは田んぼの中央に居るので人間は近づけません。

マガンの数は150から200羽くらいだと思います。

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