明けましておめでとうございます

元旦の北海道は大荒れの天候になり初日の出は見る事も出来なくて、気温も上昇して激しい雨になっています。1年で一番寒い時期に雨が降るのですから、年々冬場の寒暖の差が大きくなっているように感じます。私が小学生の頃は冬に雨が降る事はありませんでした。森に住む動物達もこの気象の変化に戸惑っている事でしょう。世界各地で頻発する異常気象が二ュースで報道されるたびに、地球温暖化が原因と言われています。今世界中が脱炭素社会を目指していますが、先進国の中でも日本が一番遅れているようで、このままでは世界の先進的な取り組みから遅れをとってしまいそうです。北海道は森林資源が豊富にあるので冬場の暖房などこの資源を有効に活用出来るはずです。石油によるエネルギーからの脱却は待った無しだと思うのですが、規制だらけのこの国のシステムは容易にそれを許さないようです。森に住む動物達は環境に一切負荷をかけずに生き続けています。元気に走り回るエゾリスを見てそんな事を感じました。今年も皆さんにとって良い年であるように願っています。

エゾリスが走ります。飛んでいるように見えますが、強力な後ろ足の筋力で跳ね上がっているのです。

鼻の上に雪を付けて夢中でクルミの殻を割っています。

割れたクルミから小さな前歯で丹念に実を掘り出します。

エゾリスの休息場所は高い木にあり、ヒノキの皮とか小枝をうまくからませて寝床を作ります。全ての材料は森の中から調達します。


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