ハイタカの急降下

ハイタカは多い時で1日に100羽が渡って行きますが、中には半島で狩りをする個体もいます。そのほとんどは朝の早い時間で小鳥が動き出すと同時にハイタカも狩りを始めます。2時間程すると喉の膨らんだハイタカを見かけますが、小鳥を飲込んでいます。ハイタカもこの半島で狩りが出来なくても南に移動して行けば、小鳥の大群と一緒に移動出来ますから、エサに困る事は無いでしょうね。小鳥達も小さな昆虫を求めながら南下して行きます。猛禽もその小鳥を求めて渡って行きます。鳥にとっての渡りとは食べ物を求める旅でもあります。本日は雨のため撮影は中止になりました。車の中からハイタカの数を数えてみましたが6時から8時の2時間で5羽が飛びました。明日もすっきりしない天気で月曜日は台風の影響で大荒れになるようです。この台風が過ぎた後ヒヨドリ達の大群が海を渡り始めるはずです。
渡りの途中で狩りをして行くハイタカもいます。

メスの成鳥のようです。

ハイタカもハヤブサ同様に重力落下を利用して小鳥の群れに突っ込んで行きます。

ハイタカに追われて逃げ惑うニューナイスズメの群れです。9月の渡り終わったと思っていましたが、ニューナイスズメの渡りは10月も断続的に続いているんですね。

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