10月19日、絵鞆半島の渡り鳥、小鷹祭り

今朝の室蘭地方の気温は2度まで下がりフロントガラスがカチカチに凍り付いていました。天気はよかったのですが、北東の風が10〜15m吹き付ける天候となり冬山登山の防寒着で撮影に望みました。今日も名古屋から撮影に来られたW氏と7時間一緒に撮影してハイタカについて色々と教わり勉強になりました。W氏はバードウオッチングマガジン、バーダーに記事を掲載されている著名な方で、来月号にはオオタカの希少種解除についての記事を掲載されるとの事なので、興味のある方は是非読んでください。私は今までハイタカの渡る数を未熟にも数え間違えていました。ハイタカのスペシャリストであるW氏のハイタカのカウントは昨日が午前中で約50羽、午後は約30羽合計80羽くらいで、今日は6時から13時までの間に100羽のハイタカが海を渡ったそうです。私も今朝から撮影したハイタカの個体の特長をよく観察するとほとんどが違う個体である事が分かりました。ほとんどのハイタカはこの半島で狩りをしている以外にはそのまま通過して行く事が分かりました。小鳥達もこの小鷹の多さに驚いたのか、足早に移動して行きました。ヒヨドリの大群も現れ絵鞆半島は渡り鳥のクライマックスを迎えています。
ハイタカのメスの成鳥と思われます。縞模様が茶色に見えますが成鳥である事は間違いありません。

こちらはメスと思われるハイタカの幼鳥です。首と胴の間に立て縞のハート形の模様も見えます。

こちらはツミの幼鳥です。今日はツミがたくさん飛びました。

ケアシノスリが紅葉を背景に飛びました。渡りの時期にケアシノスリを見るのは初めてです。

気の強いハイタカがノスリを威嚇しています。

増市浜からヒヨドリの大群が海を渡ろうとしていますが、ハヤブサが岬の先端にいるので渡りをためらっています。今日のヒヨドリの数は万単位だと思います。

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