識別の難しいハイタカ

絵鞆半島の小鷹もツミが姿を消してハイタカだけの日が多くなりました。ハイタカの成鳥は大きさなどでオスメスの区別がつけやすいのですが、幼鳥になるとその判別は難しく、愛知県地域環境保全委員のハイタカに詳しいW氏のお話しでは、幼鳥の体格や羽根の長さなど、仮に詳しく調べたとしても、オスメスの断定はハッキリ出来ないそうです。私などは幼鳥か成鳥か位しか識別出来ませんから、鷹類の識別は奥が深い事が分かりました。今年のハイタカはまだ大物が現れていません。ハイタカも歳を取ると目が薄いピンクいるになる個体もいますし、身体も大きくなるのでオオタカと見間違える事もあります。ハイタカの写真を自宅に帰って昨日の写真と見比べてみると同じ個体が少ない事が分かりました。ほとんどのハイタカはその日のうちに噴火湾を渡ってしまうようです。明日はどんなハイタカが飛ぶのでしょうか。今から楽しみです。
W氏の話では首と胴の間の縞模様が横しまになっていたり、ハート形になっていると幼鳥で、オスメスの判断は顔の大きさに比べて身体が大きいとメスの可能性が高いそうです。このハイタカは昨日の写真です。

この写真は今日のハイタカで上の写真とよく似ていますが、首の後ろに横しまが無いので別個体の幼鳥です。

こちらのハイタカは赤みがとれて、頭が小さく見えるほど身体が大きいので成鳥に近いメスと思われます。

こちらのハイタカは顔が大きく見えて、身体が小さく見えるのでオスの成鳥に近い個体と思われます。

朝日を浴びて飛ぶハイタカです。幼鳥ではないでしょうか。

こちらのハイタカは顔が小さく見えるのでメスの成鳥と思われます。

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