9月11日の絵鞆半島の渡り鳥

今朝は室蘭地方も冷え込みが弱く小鳥達の渡りもまばらで、ニューナイスズメの集団が山頂の柏の林で羽を休めていました。小鷹類はツミが初めに飛んでその後ハチクマが低空で飛んでいました。帰り際になりハイタカが山頂付近に接近して撮影出来ましたが、ハイタカは旋回せずにそのまま噴火湾上空に消えて行きました。ホシガラスも1羽だけで高いところを飛んでいてどんどん高度を上げて空の彼方に飛んで行きました。今週中にはハチクマの渡りのピークが来ると思いますが、自然界では気温の上昇とともに色々なところで異変が起きています。本来獲れないはずのブリが登別沖で大量に水揚げされたり、クマの目撃も多くなっています。絵鞆半島では今のところ小鳥達の渡りが少なくそれに伴って小鷹の数も例年よりも少なくなっています。明日は朝から天候が荒れるので渡り鳥の撮影はお休みします。

ハイタカを近くで撮影したのは久しぶりです。ツミばかり見ているとハイタカが大きく見えます。

いつもなら山の上で旋回してくれるのですが、小鳥がいなかった為にそのまま噴火湾上空に飛び去って行きました。

サメビタキもニューナイスズメの群れに混じって移動しています。

ホシガラスが1羽かなり高いところを飛んでいました。最後は未来眼では見えなくなる程高度を上げて、ホシガラスは一体どこに行くのでしょうか。

伝書鳩の群れも飛んでいました。飼い鳩とは違いかなり高いところを飛んでいました。背景の山は室蘭岳です。