ハヤブサの子育て
昨日の続きです。お母さんハヤブサは2時間おきに若鳥にエサを運びます。毎回空中受け渡しを試みますが、若鳥はまだ慣れていないのでしょうか、母親から空中でエサを受け取る事が出来ません。ハヤブサは繁殖期を迎えるとオスがメスに対して空中受け渡しを行ないます。子育てしている時も同じような行動を観察出来ます。ハヤブサはなぜ空中でエサの受け渡しをするのか明確な理由は分かっていませんが、互いの絆を深めたりする事に関係しているようです。ハヤブサの本能と言えばそうかもしれませんね。ヒナ同士でも飛翔力がつくと空中受け渡しをする事があります。親鳥を呼ぶヒナの鳴き声が太平洋に面した断崖に木霊していました。
お母さんハヤブサが空中受け渡しの準備をしています。この下に受け取るヒナが入り込めば親鳥は口からエサを離して落下させます。 |
それに気付いたヒナは急いで親鳥の下に入り込もうとします |
懸命にヒナは急降下して行きました。 |
ヒナは親鳥の下に入り込もうとしていますが、親鳥とヒナのタイミングが合いません。 |
親鳥も飛んで移動しているので巣立ったばかりのヒナにはまだ難しいようです。親鳥は尾羽を一杯に広げて出来るだけ速度を落としています。この日は2回の空中受け渡しがありましたが、2回とも失敗して断崖の中腹の岩棚でヒナにエサを与えていました。 |
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