夏のエゾフクロウ

森の哲学者とか森の物知り博士などと愛称の付けられているエゾフクロウは本州にもいるフクロウの亜種で北海道に生息しているのでエゾフクロウと名前がつきました。夜行性なので昼間の姿は木に留っているだけですが、時折あくびをしたり背伸びをしたり毛繕いをしたりしています。この時期は森の奥で子育てをしているはずですが、どういう訳か冬の間越冬する木の洞に戻っていました。この場所は地元でも有名な撮影場所でこの日は土曜日だったので第一発見者が連絡網でエゾフクロウがいる事を知らせたらしく、午後3時頃までに入れ替わりながら40名程の写真愛好家が訪れていました。
毎年6月には森の奥に帰ってしまうエゾフクロウですが、今年は6月中旬頃まで居たそうです。この写真の撮影日は6月24日なのでたまたまこの日だけ戻って来たようです。

半分寝ているような表情で、見ている方も眠くなって来ます。

眠りながら毛繕いを始めました。目をつぶっているだけですが何とも暢気なエゾフクロウの表情です。

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