スズメの身震い

今年の胆振地方は5月に入ってもまだ梅が咲いていません。日差しは暖かいんですが吹く風が冷たく大陸からの寒気が西風に乗って流れ込んでいるようです。昨年はちょうど今頃裏山にオオルリが入り込んで2週間くらい滞在していました。今年はオオルリどころかメジロもまだ見ていません。函館方面は桜が開花していますからその地域に野鳥達も留まっているのかもしれません。町中の公園ではスズメが元気に繁殖の準備をしています。スズメは日本中にいますし、ヨーロッパからユーラシア大陸のひろい範囲に生息する最も人間に近い野鳥で、住宅の屋根の隙間や換気扇などに巣を作り、渡りをしないのもスズメの特長です。寿命は短く推定で1年から2年と考えられています。スズメの飼育はあまり聞いた事がありませんがその原因は飼育に適さない数々の要因があり、スズメの飼育を諦めたそうです。年中見かけるスズメですがじっくり見る事の少ない小鳥でもあります。
一羽のスズメが松の木にとまりました。スズメの巣は公園の石垣の隙間にあります。

翼の毛が逆立って来ました。

からだをブルブル震わせています。何をしているかははっきりとは分かりませんが、羽根の中の通気性を良くして虫やゴミを落としているのかもしれません。

身震いが終わるとすっきりした顔になっていました。

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