渡りの途中で一休み、冬のルリビタキです。

洞爺湖町の自然公園の森で,偶然あまりお目にかかれない鳥に出会いました。今年の春一度だけ撮影に成功したルリビタキです。北海道で繁殖して本州に渡る途中激しい寒波に襲われてこの森に入って来たと考えられます。11時半ころから3時頃までの長い時間森の高台の広場の周りを何度も回っていました。ルリビタキは暗い林の中が好きなので、なかなか明るいところに出て来てくれませんね。写真を撮るのも一苦労でした。繁殖の時期ではないので,さえずりは聞きませんでしたが,澄んだ鳴き声で,キビタキのさえずりに似ていますね。春の出会いは一瞬でしたが,冬の出会いは長い時間モデルになってくれました。
出会いは偶然やって来ます。この森に通うM氏もルリビタキをこの森で見たのは初めてと言っていました。奇麗な背中の瑠璃色とお腹の横の黄色いラインが降ったばかりの雪景色に映えますね。翼の先端部分がしっかりと黒色をしているのでオスの親鳥です。

こちらは若鳥のようです。背景の楓が黄色く色づいています。

オスのルリビタキの幼鳥です。翼の先端がまだ茶色です。エサを探して時々地面に降りていました。春に見たルリビタキよりもお腹が膨らんでいるようです。

この日はメスも合わせると4羽のルリビタキが森に入って来ました。渡りの途中とは言え雪の降る中でルリビタキを撮影出来たのは幸運でした。この続きは明日アップします。

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