絵鞆岬の渡り鳥、オオワシが飛ぶ

室蘭地方も一段と寒さが厳しくなり、5日の土曜日は雪の予報になりました。私の住む自宅の裏山は,かつて海岸線に突き出た山でその先は海だったので,栗林商会の船舶に水を供給する給水所になっていました。現在は埋め立てられ、旧国道や住宅地、本輪西駅などになっていますが、自然界ではこの裏山は依然として海岸線に沿った森になっているようです。今年の春はオオルリやキビタキ、シマエナガ、メジロ、その他の小鳥が庭先を通過して行きました。今日もメジロの集団が立ち寄って行きました。ヒヨドリもこの森で冬を越し,ミヤマカケスも頻繁に現れます。餌の不足する冬はエゾリスも庭先にやって来て針葉樹の枝の間にねぐらを作ったりしています。こうして鳥達の移動経路を観察していると海岸線がキーワードなるようです。数日前ぼんず山の上空をオオワシが通過しました。シベリアからの渡りにしては少し早いので道東で繁殖した若い個体が長野県の諏訪湖で越冬するのかもしれません。12月になると私の住む胆振地方にも鮭が遡上する河川にオオワシ、オジロワシが越冬の為に渡って来ます。渡りのシーズンも残すところあと6日になりました。絵鞆半島の森の木の葉が落ちる頃冬の静かな森になります。
北東の方角から突然オオワシが飛んで来ました2歳くらいの若鳥ですね。

オオワシは絵鞆岬の方に悠然と飛んで行き戻って来る事はありませんでした。そのまま噴火湾を渡ったと思われます。

オオタカもそろそろ見納めです。小鳥を追って本州方面に渡って行きます。

同じくハイタカも渡って行きますが,個体によっては道南に居座る事もあります。

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