クマゲラが頻繁に出ます。

今年の洞爺湖の森ではクマゲラが頻繁に出ます。この森に詳しいM氏の話では10月から森に入り始めたそうです。いずれもオスのクマゲラで,私が見る限りでは昨年のクマゲラと個体が違うようです。昨年のクマゲラのオスは真っ黒でしたが,今年のクマゲラは少し褐色を帯びているように見えます。光線の加減で色は変化しますから一概には断定出来ませんが,個体が変わった事は間違いないようです。このクマゲラはどこから来るのかよくわかっていません。有珠山の山麓に巣が有るとか,洞爺湖の中島に巣が有るとか,おそらくそのどちらかからやって来るものと思われます。今年はクマゲラの目撃は2回になり、これから本格的な冬になるとその回数も増えると思います。クマゲラが森に入るとゲラ類が集まって来るので森も賑やかになります。
オスのクマゲラです。昨年のクマゲラよりも少し黒色が薄く見えるんですが,まだ2回目なのでなんとも言えないですね。私が小学生この頃今の自宅の裏山にもクマゲラがいたんですが,高速道路が出来,宅地化が進んだためクマゲラもいなくなりました。父親の時代はヒグマも出たと言うのですから,時代の流れですね。

コゲラもクマゲラの近くで2羽いました。クマゲラの後を追っているようです。

今年のオオアカゲラはマイペースです。クマゲラが出なくても頻繁に森に入って来ます。イチイの樹の隙間にクルミを差し込んで突ついて食べています。この縦穴も以前クマゲラがあけたものです。

ヒヨドリの森の恵を頂いています。ニホンヤマナシとよばれる梨の野生種です。昔中国から入り野生化してその後、豊水などの原種になった言われています。地域により多くの品種が有り呼び名も様々です。北海道に元々あったかどうかは分かりませんが,開拓当時本州から持ち込まれ植えられたものと考えられます。この森には2本のニホンナシが有ります。実の大きさが違うので別品種と思われます。

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