エゾリスが活動を開始しました。

夏の間は森の中に隠れて人前に出て来る事も少ないエゾリスですが,雪が降り始めると冬の餌場に出て来ます。町中の森のエゾリスとは明らかに顔の違いが分かります。エゾリスは一見同じような顔をしていますが,個体によって顔に特長がある事が分かりました。まだ雪が積ってもすぐに解けてしまうので,エゾリスも餌には困っていません。積雪の多い森ではエゾリスは地面にクルミなどの冬の餌を地面に埋め込んでいません。多分木のウロなどに栗やクルミを貯め込んでいると考えられます。11月20日頃からこの洞爺湖畔の森も根雪になるので,エゾリスの活動も活発になります。
お気に入りの梅の木のウロから顔を出すエゾリスです。周囲をうかがっているようです。

この梅の木は以前この場所にお屋敷があった頃に植えられたものです。樹齢は100年以上で現在は枯れ木になっています。エゾリスはこの木が大好きです。

クルミをくわえたまま,高い木の上に登って行きました。多分木の上に餌を隠す場所があると考えられます。雪に埋もれる地面よりも木の上の方が餌を取り出しやすいからです。

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