メスのルリビタキ

今年の冬はどうした事かルリビタキが当たり年のようです。野鳥はその年によって数が変わります。時には全く姿を見せない野鳥もいます。昨年はミヤマカケスが当たり年でしたが,今年は今のところ1羽も見ていません。渡りのコースを変えたかまだ里山に降りてこないのか,何らかの原因はあるはずです。6日の日曜日にルリビタキを観察してから1週間になります。数は減っていますが今日もルリビタキを見ました。ルリビタキのオスとメスを観察していると,繁殖期以外は別行動をしているようです。
雪の中でじっと待っていたら、ルリビタキのメスが近くの枯れ枝に留りました。尾羽の薄い青色が奇麗ですね。

ルリビタキは雪が降ると警戒心が薄れるようです。私がそばにいてもあまり気にしていません。本来は非常に警戒心の強い鳥なんですが、隠れる場所が無いので諦めているのでしょうか。


オスのルリビタキはどこかに行ってしまいました。メスだけ残して大丈夫なのでしょうか。私はてっきりオスとメスは一緒に渡りをしていると思っていました。こうして見ているとバラバラに暖かい地方に渡り、繁殖の時はさえずりで相手を見つけているのかもしれません。雪の少ないイチイの樹の下で木の実を探しています。


0 件のコメント:

© sasaki zen. Powered by Blogger.