オニグルミと栗の実、エゾリスの食事

エゾリスの食糧に森の木の実は欠かせませんが,冬の森食糧が何も無くなるのでエゾリスはどうしても雪が降る前にクルミなどの食べ物を貯蔵する必要があります。クルミの優れているところは殻が固くエゾリス以外はその殻を割って食べる事が出来ない事と、害虫が殻を破り侵入しない為、殻の中身の実の部分は来年の春まで新鮮な状態を保つ事が出来ます。エゾリスがクルミと栗の実を拾っていますが,栗の実を地面に埋めようとはしません。その場で食べてしまいます。クルミは朝の食事以外は地面にせっせと埋めています。エゾリスの冬の食糧はクルミだったんですね。
栗はその場で食べてしまいます。栗の実は虫がつきやすく貯蔵には向いていない事をエゾリスは知っているんですね。

この公園にはクルミの木が多くあります。ただ残念な事に台風10号で2本にクルミの木が倒れてしまいました。朝に時間はエゾリスもクルミを食べていますが,午後になると地面に落ちているクルミを拾っては地中に埋める作業を繰り返します。

台風で折れた枝がヒノキにぶつかり傷がついてしまいましたが、エゾリスはこんな所にもクルミを隠します。背の届かない高さにあるので人間の仕業ではありませんね。

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