ヒヨドリの大群

昨日の続きです、崎守岬からは多くても500羽の集団でヒヨドリは海を渡りますが,何かの拍子に次の集団が前の集団につられて飛び出す事があります。うまく合流すると1000羽の大群になって噴火湾を渡ります。この時の飛び出しはちょうどハヤブサがいなかったので岬の先端の海岸から撮影する事が出来ました。これだけの集団になるものハヤブサから身を守る為の手段です。ヒヨドリにとってハヤブサは大きな脅威となります。
約1000羽のヒヨドリの大群です。岬の上空で500羽の集団が合流してこの数になりました。朝6時45分頃です。

ヒヨドリの集団は一旦海面すれすれまで降下して再び上昇します。これを何度か繰り返しながら沖合に出るポイントを探します。

画面に入り切れていませんが,この左右にもヒヨドリの集団は繋がっています。

海面すれすれにこれだけのヒヨドリが飛ぶと、その風圧で海面の波が消されてしまいます。

これだけの集団が密集して飛ぶと多分ヒヨドリ同士がぶつかっていると思います。1000羽の大集団になると例えハヤブサに襲われても1羽が犠牲になるだけなので,体勢には影響は出ませんね。集団が多くなればなるほど犠牲も少なくなります。

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