絵鞆半島の渡り鳥、ハチクマ最後の渡り

10月も半分過ぎようとしています。ハチクマの渡りから始まった今シーズンですが,ハチクマもこの時期には見かけなくなりました。北海道で繁殖したハチクマは東南アジアやインドで越冬します。ハチクマの餌となる蜂の巣は,地中の蜂の巣も,蜂の出入りなどを見つけて大きな足で蜂の巣を掘り起こします。蜂からの攻撃は堅い羽で蜂の針を防ぎます。またハチクマは集団で連携しながら蜂の巣を襲うので、蜂が諦めて巣を放棄してしまう事もあります。共同で得た蜂の巣は平等に分け合い争う事はありません。絵鞆半島を通過する猛禽の中で一番おっとりしているのが,ハチクマです。
ハチクマがかなり近くと飛びました。渡りの途中は小鳥やヘビなどを捕まえて食糧にします。

翼の模様が奇麗な褐色型の幼鳥のハチクマです。目が黒いのでオスでしょうか。

低空でハチクマが飛んで来ました、蜂の巣を食べるハチクマは、他の猛禽には無い穏やかな雰囲気が伝わって来ます。

淡色型のハチクマの幼鳥です。急ぐ事無くマイペースで噴火湾を渡っていきました。目的地はインドでしょうか。本州からは五島列島、沖縄経由で大陸に渡りそのまま南下していきます。

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