ハヤブサのヒナが羽ばたきを始めました。

ハヤブサのヒナは1日でどんどん成長していきます。からだを覆っている羽毛は自然に抜けるものもありますが,自分でくちばしを使って抜いたりしています,その羽毛はそのまま食べてしまう事も多いですね。ハヤブサのヒナは巣の中をよちよち歩きでまだしっかりとは歩けないようです。でも翼を広げるとしっかりした羽ばたきをします。やはり猛禽の本能でしょうか。あと3週間もしないうちに自らの翼で飛ぶようになります。巣だってからは当分の間親鳥からエサをもらって暮らします。ヒナは一度巣を離れると二度と巣には戻りません。巣立つと言う言葉がその通りなんですね。ヒナはからだが大きくなるとともに外気の気温も上がって来るので羽毛は必要なくなります。このヒナの羽毛が取れる頃北国の太平洋側の海岸線に遅い初夏が訪れます。
まだ羽毛に覆われているので生まれたばかりのヒナに見えますが、翼を広げると立派に成長しています。足の発達は遅れるのでヒナは巣の中でよろよろしています。

巣の上で獲物を運んでくるオスのハヤブサを待つメスのハヤブサです。ヒナに対してカラスなどの襲撃があるので、メスは巣からは慣れる事はあまりありません。何かの理由で離れる時も5分ほどで戻って来ます。

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